
※1960年頃の金吾堂本社工場の様子
BITS OF KNOWLEDGEおせんべいの豆知識
「お煎餅」に関する豆知識をご紹介します。
お煎餅を知り、さらに美味しく、より楽しく食べましょう!
- 「せんべい」と「おかき」と「あられ」の違い
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簡単に分けると、うるち米が原料の「せんべい」、もち米から作るのが「おかき」や「あられ」となります。
せんべいは、米や小麦などを主原料とした焼き菓子のうち干菓子に分類されるもので、米菓のせんべいは、「塩煎餅」と呼ばれてました。
粉にしたうるち米に水を加え、蒸してつきあげた生地から形を作り、乾燥し焼き上げます。
小麦が原料の瓦せんべいなども同じせんべいの仲間で、歴史的には米より小麦を使ったものの方が古いそうです。
またあられはもち米を炒ったもの、おかきは餅をかいて干し、焼いたもの(かきもち)が始まりとされていますが、現在では呼び分けの明確なの違いは無くなっているようで、大きいものをおかき、小さいものをあられと大きさで分けている場合が多いようです。 - 「せんべい」はヘルシー食品!かめばかむほど良いお菓子
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お米が原料の「せんべい」は太ると思っている方も多いのではないでしょうか?
現在、アメリカなどではダイエットにお米を用いるなどヘルシー食品として注目されています。日本国内でもパンを食べるよりもご飯のほうが太らないと、お米の良さが見直されてきています。
また、ケーキやクッキーなどに比べてカロリーや脂質が少ないので、ダイエット中でもお勧めです。
歯ごたえのあるせんべいは消化吸収がとても良く、硬い「せんべい」を良くかむことで唾液の分泌が良くなるので消化吸収を助け、咀嚼により歯を丈夫にする働きもある優れたお菓子なのです。
また、唾液の分泌を促すだけでなく、あごの筋肉を働かせるため、その刺激で頭の生理作用も活発化して、老化を防ぐ効果も期待できますし、甘さが少ないので虫歯になりにくいという利点もあります。
せんべいには、たんぱく質・炭水化物や脂質(エネルギー源)・カルシウムやナトリウム(ミネラル成分)・ビタミンB1・B2なども含まれていますので、ヘルシーで安全性の高い食品と言えるでしょう。 - 湿気ったお煎餅を美味しく食べる方法
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少し湿気っただけなら冷蔵庫や冷凍庫に入れておくと、もとに戻ります。
湿気が気になる方は下記をご覧ください。
【電子レンジの場合】
ラップをしないで数十秒電子レンジにかけると水分が飛んでパリパリせんべいを復活させることができます。
焦がさないように注意してください。
【オーブントースターの場合】
金属皿におせんべいを並べてオーブントースターで1~2分加熱します。
取り出した直後は柔らかいのでしばらく冷ましてみましょう。
そうすることによって元のパリパリ感と香ばしさが戻ってきます。焦がさないように注意してください。
※オーブンに入れると、水分がなくなり燃えやすくなります。火事になる可能性がありますので、十分に気をつけてください。
FLOWおせんべいのできるまで
米・醤油・水にこだわり、頑なまでに守り伝承された伝統ある金吾堂のお煎餅の製造工程をご紹介します。
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